MAKERS UNIVERSITY

STUDENT INTERVIEW
塾生インタビュー

もっと気軽に楽しく子育てや教育について学べる新しいカタチの教育学部を作る

鈴木 大河さん

株式会社EDUPLA代表取締役

MAKERS UNIVERSITY 3期生

Q.
MAKERS UNIVERSITYに応募する前はどんなことをやっていて、今、どんな事業やプロジェクトに取り組んでいますか?

MAKERSに応募する前は、「多くの人の役に立つことがしたい」という軸で様々な活動を行ってきました。途上国の社会課題を研究するバックパッカー団体や、JICAでのインターン、ソーシャルビジネスベンチャー企業での新規事業立ち上げなどを経験をしました。その中で教育こそが根本的に社会を良くするために大事だと思うようになりました。

今は新しいカタチの教育学部をコンセプトにした「お茶の水教育カレッジ」を立ち上げ、お父さんやお母さん方に子育てや教育について学んで頂ける場を作っていて、週に1回ペースで講演会を実施すると同時にオンラインで映像配信し全国に学びを届けています。

Q.
MAKERS UNIVERSITYにはどんな想いや期待感で応募しましたか?

もともと自分が知っていた多くの同世代の学生起業家が所属していて、1期や2期でも活躍している人が多かったから、きっと3期で応募しても面白い人が集まっているだろうという期待感は持っていました。自分はそこに仲間入りできるんだ、そしてこの1年間はきっと面白くなるだろうワクワク感がありました。

他にも、日本のトップ経営者の方々との繋がり、同世代の学生起業家という仲間、豊富なプログラムを通じた学び、など様々な期待は持っていました。実際には、もともと期待していたよりも遥か上のものがこの1年で得られたなぁと思います。

Q.
自分自身の事業で起業するマイプロジェクト・起業という実践パターンではなく、期間限定社長という実践パターンで挑戦しようと思った理由を教えてください。

MAKERSの枠組みの中では、花まる学習会の高濱さんのもとでの期間限定社長という枠組みになっていますが、実際は期間限定という意識は自分自身にはあまりないです。期間限定社長という実践パターンにしたのは、自分が起業するということに対して責任を全うできるのだろうかという不安があったためです。

でも今は花まる学習会やMAKERSの皆さんに支えて頂きながら順調に事業をスタートすることができていて、自分自身としてはずっとこの会社でやっていきたいと思っています。ただ個人的には、MAKERSの後輩などに適任者がいれば、学生や新卒社長が次々と登用されていくようなスキームでも面白いなと思っています。

今振り返るとこんな機会を与えて頂けているということ自体がすごく幸運なことだと思うし、これから事業を大きく成長させるべく全力で頑張っていきたいと思っています。

Q.
MAKERSUNIVERSITYに入学してから、一番印象に残っている出来事は何ですか?

MAKERSに入学してから印象に残っているシーンは、自分自身も含めてですが、出資など大きな決定事項が決まっていくシーンです。

実際に何度か出資が決まり先輩経営者とMAKERS生が握手するようなシーンに遭遇しましたが、そこには他ではあまり感じることのない期待感と高揚感があります。

自分自身も花まる学習会の高濱さんに自分自身がやりたいことを口頭でお伝えし共感して頂き、その後何度かお会いさせて頂く中で日本の教育を変えていきたいという想いを認めて頂き、今会社を立ち上げることができました。
学生という立場から大きいビジョンを目指し実現していくためには、起業家の卵である自分たちを次の世代として引き上げようとしてくださる先輩経営者の方との出会いはやはりとても貴重だと思います。

Q.
学生向けの起業支援プログラムやビジネススクールが沢山ある中で、MAKERS UNIVERSITYがそれらと違うのはどこだと感じますか?

MAKERSは、通常の起業支援プログラムとは根本的に違って、起業やビジネスという枠には当てはめず、自分の本当にやりたいことを追求して、そのためにどう活動していくのが良いのかを考えていく場という感じがします。

実際に、スタートアップでなくソーシャルビジネスをやるためにNPO法人を立ち上げたり、アート/デザイン/演劇/写真などに専門性がありアーティスト的な生き方をしている人がいたり、多様で尖った人が多い面白いコミュニティだなぁと思います。

Q.
あなたとってMAKERS UNIVERSITYを一言で表すと何ですか?どんな存在ですか?

MAKERSは一言でいうと、「学生起業家の登竜門」のようなものではないでしょうか?言い換えれば、「自分たちのやりたいことを本気でぶつけて大きく成長できる場」かなと思います。

実際MAKERSには、ホームグループというお互いをさらけ出す制度や、お互いに事業を相談/フィードバックするプログラムがとても多いので、どうしても自分のことをさらけ出すことになります。また各メンバーがやりたいことをきちんと持っているので、自分自身もやりたいことを全力でぶつけることができたりします。

また先輩起業家の方へのピッチの機会がしばしば用意されていてそこで自分の想いをぶつけるチャンスがあります。自分自身も多くの起業家の方へのピッチや高濱さんとの出会いがあったり、所属する宮城ゼミでのプレゼンとフィードバックの時間を通じて、想いやコンセプトを磨いて成長することができたと思います。

Q.
あなたの人生や事業を通じて「こんな世の中・こんな未来を実現したい!」というビジョンを教えてください。

自分はまず教育分野の中でも家庭教育の部分に取り組んでいきたいと思っています。家庭は子供が様々な力を身につけて成長していく基礎的な場で、どのような方針を持ってどう子どもと接していくかは非常に重要なテーマですし、自分自身も大変な時家族に支えられた部分は大きかったと思います。お茶の水教育カレッジを通じて、様々な人の子育てにおける大切な考え方や実践的なノウハウを多くの方に届け、各家庭がそれぞれの教育哲学を持って楽しんで子育てできるような社会を作っていきたいと思っています。

また、人生を通じて教育に携わっていきたいと思っているので、ビジネスを通じてだけでなく政治やメディアを通じて日本の教育を変えていく道も模索していきたいと思っています。

その後の活躍

「学びの楽しさを社会に浸透させたい」”与えられる学び”が中心の今の日本の教育に対する、東大起業家の想い

PROFILE

鈴木 大河

株式会社EDUPLA代表取締役

東京大学工学部4年、株式会社EDUPLA代表取締役。教育こそより良い社会を作っていけると思い、「教育を学ぶ場」のプラットフォームとなることを目指して株式会社EDUPLAを創業。

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