MAKERS UNIVERSITY

STUDENT INTERVIEW
塾生インタビュー

世界一透明なファッションブランドを作ります。

中村 暖さん

京都造形芸術大学4年/株式会社DAN NAKAMURA代表取締役

MAKERS UNIVERSITY 1期生

中村 暖さんインタビュー写真1

Q.
MAKERS UNIVERSITYに応募する前はどんなことをやっていて、今、どんな事業やプロジェクトに取り組んでますか?

このプログラムに参加する前は、いくつかのファッションブランドさんと一緒にジュエリーコレクションを製作したり、バッグの製作したりしていました。今は、自身のブランドとして世界一透明なファッションブランドを目指し、プロダクトを作っています。自身のブランドといっても、僕ひとりでなく、たくさんの工場のみなさん、職人のみなさんなど、大勢の方に少しづつ力を借りながら制作しています。

Q.
MAKERS UNIVERSITYにはどんな想いで応募をし、参加しましたか?

ちょうど応募を募集していた時期が大学三年の夏過ぎぐらいで、就職活動とか大学院進学とかか、起業とか、将来の選択肢にすごい迷ってた時期で。誰かと一緒に決断するってワケじゃ無いけど、結果的に余計な、モヤモヤした雑念?余計な脂肪?をそぎ落としてくれたMAKERSでした。例えるなら、桃太郎の桃を割ってくれた感じ!

Q.
実際にMAKERSに参加してみて、自身にとってどんな変化がありましたか?

MAKERS期間中で実は誕生日を迎えて(20歳から21歳に!)20歳(ハタチって読むよ)を終えて、大人なのか子供なのかモヤモヤしてる学生期間だったけど、MAKERS期間ですごく大人になれたな!ってすごく思っていましてですね。てのは、僕なりに大人の定義が見つかったんです。僕なりの大人の定義って、 『次の世代に何かを残したいって思ったら大人』 ど思って。 もちろん自分より下の世代の人もMAKERS UNIVERSITYに参加していて、その人たちに対して応援したいなってすごく思ったし、自分の事業以外にも一緒に頑張っていきたい!って思ったし、僕みたいに困ってる人がいたら、僕みたいにこのプログラムを受けてすごく助かってるように、僕もこのプログラムみたいに誰かを応援できる人になりたいなって普通に思いました。

中村 暖さんインタビュー写真2

中村さんが制作したプロダクト

Q.
あなたにとって、一番印象に残っている出来事は何ですか?

一番印象に残ってるのは、というか一番感動したのは、自分だけじゃなく誰かの成長をちかくで見れたこと!!!めちゃ感動しましたね。こんなにも誰かの成長を見るって感動するんだと。例えば最初はお金がないからなんもできないって言ってた子が、どうやったら何千万単位でお金集められるんだろうっていうのを話していたりとか。

逆に、メンターの方とかも、初はすごい敬語を使っていて、「承知しましたとか了解いたしました。」とか、すごい固い関係で会話が難しかったけど、数カ月たつと、自分の言葉で話してくれるようになって。それからまた、若い僕たちの言葉を使って僕たちに一生懸命伝えようとしてくださって。お互いの成長が近くで見えて、年齢差が関係なく誰かの成長を近くで見ることがこんなにも感動するんだって(2回目)。大学だから生徒はもちろん、先生の成長も見れて、いろんな視点を育めて感動しました。

Q.
学生向けの起業支援プログラムやビジネススクールが沢山ある中で、MAKERS UNIVERSITYがそれらと違うのはどこですか?

最近は、いろんな起業支援プログラムがあるけど、MAKERS UNIVERSITYって名前の通りユニバーシティ・大学です!大学の研究室とかゼミの感覚で起業家の方から起業支援プログラムが受けれるってことがすごい大事。つまり先生と生徒の関係ってすごい大事で。他のプログラムだったら、スタッフと僕、講師と僕とかの関係で、距離がありすぎる。でも先生と生徒って、僕たちがずっと小学校中学校から大学まで感じてきた感覚だから、何でも話せるし、助けてくれるって知ってる!!!それこそ親とか友達には言えないことも、(例えば僕が今アルバイトをして、アルバイトをやめて起業するのどう思うとか、親には言えないこと、親に起業したいって言ったらどう思うだろう、親は就職を望んでるけど)、リアルに隠さず話せるよね。誰よりも強い味方になってくれるし。

あと、MAKERSの一番素敵なところは、事業だけじゃなくて僕自身を応援してくれる所。事業だけを応援すると、「僕いなくても事業回るじゃん、むしろ他の誰かが事業した方がインパクト大きくね???」ってすごい悲しいネガティブな妄想になるけど、事業を行う僕自身の人間としても応援してくれて、事業やプロジェクトと一緒に成長できるんだよね!!!!!!!

中村 暖さんインタビュー写真3

DAN NAKAMURA ブランドビジュアル

Q.
あなたとってMAKERS UNIVERSITYを一言で表すと何ですか?

Amazonのレコメンド機能。なんかひとつポチって買ったら、この商品どうですか、あなたが興味あるのはこの商品ですよとか、Amazonさんはおススメしてくださる。そんな関係がMAKERSのコミュニティで築け始めてて、例えばこんなニュースあったよとか、すごい暖君の事業に合ってるんじゃない、とか。僕以外にスマホを見てくれてる人がたくさんいるので、情報収集が何倍にも増えて、脳みそが何倍にも増えた感じで、体も何体も欲しいなって思ったり。

Q.
あなたの人生や事業を通じて「こんな世の中・こんな未来を実現したい!」というビジョンを教えてください。

世界一透明なファッションブランドを作ります。

(*このインタビュー記事は、2016年10月当時のものです)

その後の活躍

ゆとり世代は頑張らない、なんてない。
モノづくり人 DAN NAKAMURA

中村 暖さん

PROFILE

中村 暖

京都造形芸術大学4年/株式会社DAN NAKAMURA代表取締役

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