SYLLABUS
シラバス
MAKERS UNIVERSITY第10期は、
2月の事前カリキュラム、
3月からのアクセラレーション期間、
集大成イベントである
11月のDEMODAYで構成されます。
事前カリキュラム(2025年2月~)
全国から集まったMAKERS生が「合宿」を通じて徹底的に時間と空間を共にします。
MAKERS名物、オリセン合宿。
代々木にあるオリンピックセンター(通称オリセン)に40人〜50人のMAKERS10期生が集い、1ヶ月の間に、4泊5日、1泊2日、4泊5日と合宿を開催。12日間も同じ時間と空間を共有します。
9泊12日はかなりのインパクト。
「うげげ、それは無理」と思った人、ちょっと待って!思い留まって下さい笑。
3月以降は、それぞれの自分の事業活動にただただ専念するだけなので、おそらくMAKERSの唯一の参加ハードルがあるとすれば、この2月の合宿カリキュラムだと思います。
すでに事業を始めている人にとっては、合宿に参加するより顧客やチームに向き合う方が大切。もちろん、そう思うはず。
この12日間だけは拘束させてもらいますが、3月からは時間的拘束があるようなカリキュラムは、ほとんどありません。
これから起業家として孤独と戦い、ジェットコースターのような人生の荒波の中で、5年、10年、20年と苦しいときの支えになり、嬉しいことを共有したくなる「仲間」になるには、相応の時間と空間を共有することが必要だと考えています。
この合宿に関してはnoteも書いているので、ぜひ読んでみて下さい。
なぜMAKERSは忙しい皆さんを「拘束」して密度の濃い合宿にこだわるのか?
(1)Kick-off Bootcamp 2025年2月4日(火)〜2月8日(土) 4泊5日@東京 |
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(2)Halfway Bootcamp 2025年2月14日(金)〜2月15日(土) 1泊2日@東京 |
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(3)Final Bootcamp 2025年2月25日(火)〜3月1日(土) 4泊5日@東京 |
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4期生 andew代表
中村 恒星
(合宿当時、北海道大学医学部医学科2年生)
合宿所の風呂場で出会ったばかりの同期と気づいたら3時間も語り合っていた。既に行動していた彼に触発されて合宿後すぐにプロトタイプの作成に着手した。「バカにならないと人は集まってこない」この言葉をくれた同期の存在が、一歩前に踏み出す勇気をくれました。
microverse Inc. CEO
渋谷 啓太
(7期生・早稲田中退直後に参加)
お互いのビジョンへのフィードバック・セッションで、「啓太の描く世界が実現されるのを見てみたい」とみんなから言ってもらい、ビジョン達成に対して、より意欲が湧いてきた。少し、うるっとするくらい嬉しかった。
アクセラレーション期間(2025年3月~)
さまざまな事業ステージの起業家仲間と共に、まだ自分にしか見えていない世界を一歩づつ形にしていきます。
塾生同士が切磋琢磨しながら事業を進めます
3月からのアクセラレーション期間では、思い描く未来を形にするために、同世代の様々な事業ステージの仲間たちが集い、切磋琢磨しながら事業を推進していきます。
1プロジェクト段階
プロジェクトベースで活動を進めている状態。特に「社会課題解決領域」など、稼ぐことが難しい領域での事業化・法人化の場合、腹くくりが難しい。同じように事業化が難しい領域を切り開いてきたメンターから学びながら、事業のサステイナビリティを模索していきます。
2起業準備段階
まもなく登記。理想とする未来の状態は強くイメージできているが、それをどういう世界観で、どうやって事業に落とし込んでいくかは現在進行形で試行錯誤中。何度もメンターやエンジェルに事業プランの壁打ちをしてもらいながら、理想を形にできる事業を立ち上げていきます。
3起業初期段階
登記済でプロダクト・サービスは立ち上がってる状態。ただこの事業を成長させた先に、理想の未来はやってくるのかは自問自答。最適な「投資家」選びも難しい。チーム作りも迷うことが多い。信頼できるメンターとの定期的なメンタリングで目の前の課題を解決しながら、事業の発展を目指します。
4起業家→経営者段階
エンジェルから資金調達済でプロダクトもチームもある状態。ただ「同世代の起業仲間」がいない。事業を成長させる自信はあるが「孤独」も感じる。チームには言えない悩みもある。悩みを共有できる多様な起業仲間から刺激をもらいつつ、「起業家」から「経営者」への進化を目指します。
信頼できる起業家メンターから
定期的にアドバイスをもらえる
「ゼミ」
4月以降は、月に1回、同期メンバー4名〜5名と共に、同じ起業家メンターに事業相談できる「ゼミ」があります。
相談できるメンター的な人はいても、毎月、メンタリングをお願いするのは、なかなかハードルが高いですよね。
自分を理解してくれているメンターからの定期的なフィードバックは、日々、孤独に頑張るMAKERS生にとってプライスレスな機会となるはずです。
そして1on1メンタリングではなく「ゼミ形式」の良さは、同期メンバーの悩みや進捗共有も聞けること。
ここに集まる全員が、孤独と葛藤を抱えながら理想を追い求めるリーダーたち。
チームメンバーにも話せないような、リーダーならではの悩みを共有できるのが、この「ゼミ」の価値です。
個性豊かなMAKERS生を迎える11のゼミ
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ゼロトゥワン
荻原国啓ゼミ若き起業家にとっての「整体師」。対話するだけで自然と心が整ってしまうゼミ
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epiST
上村崇ゼミ上場経験を持つ連続起業家によるMAKERS唯一の研究・テック系ゼミ
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エコカレッジ
尾野寛明ゼミ地域に根ざして、じっくり自分の役割を見出していきたい人のためのゼミ
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成田修造ゼミ
あらゆるビジネスモデルに精通。論理/戦略と情熱のバランスが絶妙なゼミ
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awabarオーナー
小笠原治ゼミTheイケオジ。「あんな大人になりたい」と門を叩く人が最も多いゼミ
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クロスフィールズ
小沼大地ゼミbeingとdoing両方を問われる、落涙率No.1ゼミ。
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STORES
佐俣奈緒子ゼミ自分自身もまだ気づいていない、自分が抱える課題の本質に出会えるゼミ
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ピクスタ
古俣大介ゼミ自分の登る山を決め、起業家としての土台をつくるゼミ
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ライフイズテック
水野雄介ゼミ「圧倒的であること」にこだわり抜き、徹底的に視座を高めるゼミ
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アスバシ
毛受芳高ゼミ正解のないの問いを探究し、自分の哲学と信念を磨きあうゼミ
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フローレンス
駒崎弘樹ゼミ「社会のセンターピンはどこなのか、そしてどう倒すのか」に徹底的に対峙するゼミ
タイミー代表取締役
小川 嶺
(3期生・立教大学3年時参加)
普通に大学生活を過ごしてると、起業に関しての話をできる友達はすごい減ってくるので、同じ境遇で事業をやってるメンバーと集まれるのは貴重でした。
月に一回会うときに、自分は全然成長してないのに、周りがすごく成長してる悔しさが、頑張る原動力になりました。
Welgee代表
渡部 カンコロンゴ 清花
(1期生・東京大学大学院1年時参加)
その日めげても、その日すごく楽しいことがありすぎて、早口で話したいことがたくさんあっても、どっちの自分も受け入れてくれる人にたくさん会えるから、久々に実家に帰ったみたいな、そんな場がゼミでした。
最強の「応援団」と出会う機会
1レジェンド起業家を囲む会
月に1回〜2回くらいの頻度で、上場経験のある起業家など、百戦錬磨の起業家兼エンジェルを囲む会を少人数で開催します。ここに集まるエンジェルは、ピュアにペイフォワードの気持ちで次世代の起業家を応援したい素敵な先輩起業家ばかりです。
ココナラ南章行さんを囲む会
YOMY!代表
安田 莉子
(8期生・慶應義塾大学理工学部4年時参加)
起業する、今まで世の中にないものを作るって、正解もないし、論理で解決できるわけでもない。チームの作り方、どんな会社にするか、最後の判断は、自分、そして創業メンバーの価値観。事業を作る中で悩むことってたくさんあるけど、結局は自分がどうしたいか、そのために自分軸をいかに作るかが大切で、その「自分軸」を考える貴重な機会でした。
佐俣アンリとANRIの愉快な仲間たちによるメンタリング1000本ノック
Nocnum 代表取締役
大森 美紀
(8期生・京都大学大学院 休学時参加)
普段「スタートアップ」という冠を被ってVCの皆様にお会いするときは、事業に関して理論武装をして、いかに"良い感じ"のスタートアップに見せるかという気持ちで臨むので、私にとってはかなりハードルが高く感じています。けれど、今回のメンタリングに関してはゆったりと、より本来の自分に近い状態で「相談に乗ってください!」と言うことができました。相談に乗っていただいたことで、世界がかなり開けて見えました。
クラウドワークス吉田さん&BASE鶴岡さんを囲む会(通称:吉鶴会)
クラウドワークス吉田さんからの
応援メッセージ
MAKERSは通常のスタートアップよりも対象分野がかなり幅広いので、私自身、今後の社会の可能性を探る上では非常に良い機会でした。MAKERSの自由な感じが明日を創るイメージ。 独自性が高く意義がある取り組みだなと改めて感じています!応援!
【そのほか、開催した「囲む会」一部紹介】
- デジタルホールディングス 鉢嶺登氏
- 丸井グループ 青井浩氏
- フォーブスジャパン発行人 高野真氏
- トレジャーファクトリー 野坂英吾氏
- ダイニングイノベーション 西山知義氏
- カヤック 柳澤大輔氏
- フーディソン 山本徹氏
- エンジェル投資家 島田亨氏
- メドピア 石見陽氏
- SHIRO 今井浩恵氏
- ABEJA 岡田陽介氏
- ペライチ創業者 橋田一秀氏
- ユーザベース創業者 梅田優祐氏
- PKSHA Technology 上野山勝也氏
- ウルシステムズ 漆原茂氏
2応援団との出会いの会(2025年9月)
MAKERS生のような次の時代を担う若いチャレンジャーを応援したいという志を持つ「MAKERS応援団」が総勢40人も一度に集まる一大イベント。ユーザーインタビューに協力してくれる、最初の法人顧客になって実績作りを応援してくれる、オフィスを間借りさせてくれる、アプリのグロースの相談に乗ってくれるなどなど、ビジョンに共感した「応援団」が、事業の加速に必要な様々な知恵、リソースを提供してくれます。
My Fit 代表取締役
山田 真愛
(7期生・内定辞退して起業した直後に参加)
ヘルスケアアプリの第一人者である、あすけんの代表、天辰さんと繋がることのできた私にとって忘れられない1日でした。その後はランチに行かせてもらったり親身に事業相談乗っていただいたりと、1年経った今でも大変お世話になってます。
【これまで参加した「応援団」のごく一部紹介】
- クラウドワークス 吉田浩一郎氏
- ガイアックス 上田祐司氏
- ラクスル取締役 福島広造氏
- ベネッセ元社長 福島保氏
- LINE上級執行役員 稲垣あゆみ氏
- あすけん創業者 天辰次郎
ライバル・同志である塾生が集い、切磋琢磨するベースキャンプ
MAKERS合宿
事前カリキュラム以降、10期生全員が集まる合宿は3回あります。2月の1ヶ月間で理想を語り明かした仲間が、その後、日々の現実と格闘しながら感じた喜怒哀楽を共有できる「ホーム」のような暖かい場になるはずです。
- キックオフ合宿(2025年5月31日〜6月1日/1泊2日)
- 中間合宿(2025年9月6日〜9月7日/1泊2日)
- ファイナル合宿(2025年12月6日〜12月7日/1泊2日)
【これまで参加した「合宿ゲスト」一部紹介】
- ANRI General Partner佐俣アンリ氏
- eumo(元鎌倉投信)新井和宏氏
- レオス・キャピタルワークス 藤野英人氏
- ユーグレナ 出雲充氏
DEMODAY(2025年11月)
MAKERS10期の集大成。300人のオーディエンスの前で、自分が思い描く未来をプレゼンテーションします。
2025年11月、10か月の試行錯誤の集大成として10期生全員がビジョンを300人の前でプレゼンテーションします。オーディエンスの多くが同世代。MAKERS UNIVERSITYの大事な使命の一つが「MAKERS生のような『生き方の選択』をできる次の世代を育むこと」
毎年、苦しみながら、現実と向き合い、自分と向き合い、果敢に理想に挑むMAKERS生の姿に勇気をもらい、新たな挑戦を決意する人がこの場からたくさん生まれる熱い場になっています。
その後も続く
MAKERSコミュニティ(2025年12月以降)
MAKERS UNIVERSITYには「卒業」という概念がありません。その後も関わる全ての人が切磋琢磨しながら理想に挑むコミュニティが続いていきます。
対外的には11月DEMODAYをもってカリキュラムはいったん終了しますが、イノベーターとしての登山は始まったばかり。MAKERS UNIVERSITYは、『終わりのない学校』として、その後もコミュニティは続いていきます。
1エンジェルを囲む会
月1の頻度で開催する百戦錬磨の起業家兼エンジェルを囲む会は、MAKERS生であれば誰でも参加できる機会です。「当時はエンジェルから出資を受けるタイミングじゃなかったけど、今年はいよいよ資金調達のタイミングになったので!」ということで参加するメンバーもたくさんいます。
2全国の高校への出張授業
自分たちの生き様を次に続く世代に伝えていく。全国の高校を複数のMAKERS生たちと巡り、挑戦のバトンを繋いでいくのもMAKERS UNIVERSITYの大事な活動の一つです。