MAKERS UNIVERSITY

STUDENT INTERVIEW
塾生インタビュー

今すぐ働けて今すぐお金がもらえる時間雇いサービス、タイミーを通じて、世界中の時間の価値を最大化する

小川 嶺さん

立教大学3年/株式会社タイミー 代表取締役社⻑

MAKERS UNIVERSITY 3期生

Q.
MAKERS UNIVERSITYに応募する前はどんなことをやっていて、今、どんな事業やプロジェクトに取り組んでいますか?

MAKERSに応募する前は、3つぐらい同時で事業をやっていて、その中のファッションのアプリで、資金調達も視野に入れて事業をつくっていました。

しかし、資金調達が決まる直前、「自分が3年間この事業をやり遂げる覚悟があるか?」ということを自問自答し、結論としては資金を受け取らずチームを解散しました。

その後、一度、起業した際の情熱が忘れられず、もう一回チャレンジしたいなという気持ちがMAKERSに応募するときにふつふつとわいてきて、MAKERSに応募するために書いた、ビジネスプランが、今の、タイミーの原型となっています。

Taimeeは「暇な時間と人手の足りてない時間のマッチングサービス」という日本初の検索・応募・面接一切なしのバイトアプリです。Taimeeは時間(Time)と目的(aim)を組み合わせた造語です。

今は単発バイトのようなサービスをやっていますが、これは暇な時間の選択肢を増やすための一つの施策でしかないため、今後は「遊び場所・飲食店・エンタメ・ホテル・旅行・出会い」などの分野にて暇な時間をアプリで指定するだけで時間にあった情報が出てきて2タップでやりたいことができる世界を作っていきたいと思っています。

日本初のオファー型バイトアプリTaimee

Q.
実際にMAKERSに参加してみて、自身にとってどんな変化や進化がありましたか??

周りに同世代というか 同期がいっぱいいて、みんなスピード感が違って、MAKERSに最初に入塾したとき、資金調達が完了していたり、ユーザーが既についていたり、自分より上のフェーズの人が沢山いて、絶対負けたくないなという環境に入れたのはすごく良かったなと思っています。

Q.
MAKERSUNIVERSITYに入学してから、一番印象に残っている出来事は何ですか?

2月の事前カリキュラムかな。
クラウドワークスの吉田さんやガイアックスの上田さんなどすごい起業家がたくさんいらっしゃって、会いたいと思っていた人に会えました。

そして、吉田さんや上田さんをはじめとした起業家の方へのプレゼンを繰り返す中で、タイミーの事業概要が決まった時間でもあったので印象に残っています。
純粋に、同期メンバーと過ごすことも、楽しかったし、充実してましたね。

Q.
月1の古俣ゼミはどんな時間でしたか?

温かい雰囲気ですね。何でも話せる雰囲気はすごくいいなと思っています。自分にとっては、1ヵ月の振り返りの場所でした。ゼミは、自分自身を内省する場だから、雰囲気というかその存在自体にすごく感謝しています。

普通に大学生活を過ごしてると、起業に関しての話をできる友達はすごい減ってくるので、同じような境遇で事業をやってるメンバーが、ゼミという形で集まれるのは貴重だなと思います。

Q.
学生向けの起業支援プログラムやビジネススクールが沢山ある中で、MAKERS UNIVERSITYがそれらと違うのはどこだと感じますか?

色々なプログラムに沢山参加してきているけれど、MAKERSが期間的には一番長いなと。

期間が長い分コンテンツも充実していて、関わってくれている人の大人の質が高いというのと、参加している学生も、様々な段階の子がて、多様だなというのが、他とは違うなと思います。

そしてその多様性があったからこそ、自分をしっかり持とうと思ったね。やっぱりみんなが違うからこそ、安心して飛べるという安心感もありましたね。

Q.
MAKERSに入ったからこその出来事や、MAKERSがあってよかったなと感じることがあれば教えてください。

野原君や下山君とかが、すごく親身に事業の相談に乗ってくれたのはすごく嬉しかったしよかったですね。

彼らは彼らで、違う強みを持っていて、僕にはないものをたくさん持ってるから、客観的に自分のサービスを見て、色々意見をくれる。相談する中で、悩んでる悩みもちっぽけだったりはするなと思えたかな。

Q.
あなたとってMAKERS UNIVERSITYを一言で表すと何ですか?どんな存在ですか?

加速の場ですね。普段に過ごしてたらもっとゆっくりやっちゃうようなところも、周りの環境とコンテンツの魅力のおかげで、もっと早くやらなくちゃというような良い意味での焦りを感じられる。

それこそ1ヵ月に一回会うときに、自分は全然成長してないのに、周りがすごく成長してる悔しさみたいなものもありました。そこはもっともっと早く加速して事業成長させなくちゃなと思えたといいうのは僕の中ではありますね。

Q.
あなたの人生や事業を通じて「こんな世の中・こんな未来を実現したい!」というビジョンを教えてください。

今はタイミーという今すぐ働けて今すぐお金がもらえるっていうサービスをやっていて、渋谷区をメインに今120社ぐらいと、7,500~8,000人ぐらいのユーザーがついてくれています。今後23区に広げて、次に京都と福岡など主要都市に広げて、最終的には日本全国、旅をしながら働けるというところまで持っていきたいなと思っています。

でもそこがゴールではなく、自分たちはあくまで時間の会社なので、世界中の時間の価値を最大化するというミッションのもと、暇な時間をアプリに入れたときに、今は働けるという選択肢だけだけど、出会いだったり、イベントが見つけるだったり、時間の選択肢をいかに豊かにできるかというところろにチャレンジしていきたいなと思っています。

その後の活躍

22歳・小川嶺が提唱する「働き方のインフラ」。個の時間価値を創出する挑戦
まだ22歳の学生社長が得た、23億円の「使い道」~あの橋本環奈をCMに使うバイトアプリの雄~

PROFILE

小川 嶺

立教大学3年/株式会社タイミー 代表取締役社⻑

高校の時に生徒会長を経験し企画立案の面白さを知り株式会社onebox/CROOZにてインターン。その途中で友達と大学入学前に民食のサービスを立ち上げるも家にあがるというハードルが高すぎてグロースせず断念。その後立教で起業家を輩出したいと考え学生団体RBSAを立ち上げる。また、夏からはリクルートでの6ヶ月インターンやサイバーエージェントのインターンを経て修行をつむ。2016年度の慶應のビジネスコンテストKBCに参加し優勝。賞金100万円をもらい創業メンバーとともにシリコンバレーにわたり株式会社レコレを立ち上げる。資金調達が終わるタイミングでファッションの業界構造の難しさ、自身サービスへの迷いよりサービスを断念。その後プログラミングやデザインを独学で学び現在NPO法人ETIC.が主催するMAKERS UNIVERSITY3期に参加しながら「日本初のオファー型バイトアプリTaimee」を運営中。

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