MAKERS UNIVERSITY

STUDENT INTERVIEW
塾生インタビュー

辛い時に辛い、苦しい時に苦しい、助けて欲しい時に助けて、そんなことを言える仲間ができました。

深川智行さん

順天堂大学スポーツ健康科学部4年 / 夢を語れ千葉

Q.MAKERS UNIVERSITYに応募する前はどんな想いで、どのようなことに取り組んでいましたか?

大学入学当初は「プロのサッカー選手になりたい」「夢を語れる場所を全国に作りたい」と言う2つの夢を追いかけ蹴球部に所属しながら、夢を語るイベントを主催する学生団体を立ち上げ活動していました。

ある日、僕の活動を知った大学の教授が、夢を語れる二郎系ラーメン屋の存在を教えてくれました。すぐに調べ、創業者に連絡をし、大分県まで行き話を聞きました。小さなやりたいことを叶えていくと「夢は育ち」、やがて大きな夢が出てくると教えてくれました。夢を語れの創業者の夢に対する考え方やビジョンに共感し、その半年後に千葉県から愛媛県に移住し、1年間修行をすることを決意しました。
それからは朝から夜までラーメン修行、営業が終わり、深夜に家に帰り、大学の課題をするという生活を送っていました。

Q.現在はどんな事業やプロジェクトに取り組んでますか?その事業やプロジェクトに挑む背景や想いも含めて教えて下さい。

現在は、千葉県の津田沼に自分でお店を構えて毎日営業をしています。「夢に向かって今を楽しむ若者を増やす」をビジョンに掲げ、売上の1%を地域の子どもたちに還元したり、月に1度店内で夢を語れる日を設けたり、壁に夢を書くイベントをしたりしました。ラーメン営業の時間以外では、FoodTech領域での新規事業の準備をしています。毎日現場に立っていると個人飲食店や卸業者が抱えている課題が見えてきました。個人飲食店と卸業者間に発生している発注課題を解決し、食流通にイノベーションを起こしたいとたいと想い事業計画を練っています。


Q.MAKERS UNIVERSITYにはどんな想いや期待感で応募しましたか?

MAKERSに応募した理由は「友達が欲しかった」からです。大学入学当時から学生団体を立ち上げ活動していたこともあり、気がつけば大学に気軽に悩みを打ち明けたり、休日に遊びに行こうと誘える友達があまりいませんでした。プロのサッカー選手を目指している人たちは周りにたくさんいましたが、起業しようとしてる人は誰もいませんでした。まじめな事業の相談もでき一緒に遊びにも行ける、そんな友達がずっと欲しくて心のどこかで寂しい気持ちがありました。そんな時にMAKERSのことを知り、ここならそういった友達を作れると思い応募しました。

Q.実際にMAKERSに参加してみて、自身にとってどんな変容や進化がありましたか?

一番大きな変化は人との比較がなくなったことです。
MAKERSには自身のビジョンを実現するためにゴリゴリのスタートアップ型で挑戦している人、僕みたいに店を構えてスモールビジネス型の人、社会課題の解決をテーマに情報を発信してる広報活動家など多岐にわたります。
今までは売上や規模感で競い、相手に勝ったことで承認欲求が満たされていましたが、MAKERSに来てからはそもそも比較する軸が違いすぎるし、人に勝つために事業をやっているのではなく自分が実現したい未来のためにやっていると再確認でき、ビジョンから逆算し昨日の自分と比べて今日の自分はビジョンに近づけたのか意識するようになり、近づけたことに対して承認欲求を感じれるようになったことが一番の変化です。

※事前カリキュラムの詳細についてはこちら : https://makers-u.jp/syllabus

Q.水野ゼミが自分自身や事業に与えた影響、メンターである水野さんとのやりとりで印象に残っていること、また、月1ゼミでの学びや気づきを教えて下さい。

MAKERSでは、2月の事前カリキュラムのメンター講義の際に各起業家ゼミのメンターに、何人かメンタリングしていただける機会があります。
そこで、僕はライフイズテック代表の水野さんにメンタリングをしていただきました。僕が水野さんとのやりとりで一番印象に残っていることは、メンタリングのフィードバックで、水野さんが「君は将来絶対に成功する」と言ってくれたことです。

これから先何か新しいことに挑戦していると常に問題にぶつかります。時に心が折れそうになることもあると思います。そんな時に事業ではなく僕自身を信じてくれている尊敬する先輩経営者の方がいれば、僕はどんどん突き進んでいけるなと思っていました。
そんな中、僕が目指すワンピースのルフィーのようなリーダーシップを持ち、中高生の可能性を最大化させると夢を語っている水野さんと出会い、この人を追い越せる経営者になりたいと心が高まりました。

Q.MAKERS UNIVERSITYに入学してから、一番印象に残っている出来事は何ですか?

一番印象に残っていることは、2月の事前カリキュラムで行った、今までの人生を振り返り共有するライフストーリーテリングです。
今まで人に舐めれられくない。そんな無駄なプライドが心のどこかにあり自分の弱い部分を出すことが苦手でしたが、ライフストーリーテリングを通して自分の過去を話し曝け出す経験をすると弱い=悪いことではないと心の底から思うことができ、等身大になることの大切さを知りました。SNS上でキラキラしている子もこんなにも困難にぶつかり、乗り越えてきたんだと知り、一気にMAKERS生との心の距離が近くなったことをよく覚えています

※事前カリキュラムの詳細についてはこちら : https://makers-u.jp/syllabus

Q.MAKERSに入ったからこそ得られたことや、MAKERSがあってよかったなと感じていることを教えてください。

MAKERSに入ったからこそ得られたものは、何と言っても1番は夢を語り合える同世代の仲間ですかね!
つい最近、心が折れそうになることがありました。MAKERSに入って夢を語り合える仲間がいたおかげで人生で初めて「今辛い・助けて」と口に出すことができました。その子はすぐに横浜から飛び出し千葉の僕の元に来て話を聞いてくれました。辛い時に辛い、苦しい時に苦しい、助けて欲しい時に助けて、そんなことを言える仲間ができました。
夢を語り合い切磋琢磨することももちろん大切ですが、支え合うことも大切だなと改めて気づけたので本当にMAKERSに入ってよかったなと思っています。

Q.学生向けの起業支援プログラムやビジネススクールが沢山ある中で、MAKERS UNIVERSITYがそれらと違うのはどこだと感じますか?

MAKERSでは他の学生向けの起業支援プログラムやビジネススクールとは違い、事業の具体的なマーケティングや事業計画の立て方と言った授業は一切ありません。とにかく人にフォーカスしカリキュラムが組まれています。人にできないこと素直に言うといった小さい頃は当たり前のようにできていたが歳を重ねるにつれて大切と分かっていながらプライドが邪魔してできないことを改めてできるきっかけとなる場がたくさん設けられています。
合宿があるのも1つの違いです。寝食を共にすることで事業以外の話もする時間が多くなりよりプライベートでも仲良くなれます。

Q.あなたとってMAKERS UNIVERSITYを一言で表すと何ですか?

MAKERSを一言で表すと「夢を語り合える仲間と出会える場所」です。
自分たちの信じる未来について話したり時には悩みを打ち明けれるそんな仲間に出会える素敵な場所です。夢を語り合っていると夢と夢が重なり合うことがあります。初めは1人の夢だったはずなのに気がつけば誰かの夢と一緒になっていて叶えていく仲間が増えていきます。実際に7期生でもコラボが複数生まれていてそれを見るだけで心が温かくなります。MAKERSで出会った友達のサービスを使ったりお店に行き夢に向かって突き進んでいる姿を直接みれるのもまたMAKERSの1つの魅力ですね。

Q.あなたの人生や事業を通じて「こんな世の中・こんな未来を実現したい!」というビジョンを教えてください。

これまでラーメンを通して「夢に向かって今の楽しむ若者を増やす」をビジョンに走ってきましたが、次のFoodTechの会社では「社会変革のロールモデルとなる企業になる」をビジョンに突き進んでいきたいと思っています。夢に向かって今の楽しむ若者を増やすための一番の方法は僕たちがそれを体現しカッコいいと思われる人・企業であればいいと思ったので、ロールモデルという言葉をパーパスに組み込みました。心の底から湧き上がってくる衝動(ワクワク)をつくるきっかけを作って行きたいなと思います。

夢は決して職業だけではない。ラーメンを食べたいも立派な夢。夢を語れのラーメンを食べると夢を語れの空間を作りたいと言う新たな夢が見つかりました。そして修行した。自分でお店を持つと次はFoodTech領域で起業したいと言う新しい夢が見つかった。大きな夢なんていきなり見つからない。小さな夢を叶えた延長線上にあり夢は育っていく。これからもそれを体現して行きたいですね。


(*このインタビュー記事は、2022年10月時点のものです)

関連URL

Yume Wo Katare Chiba

メディア掲載歴

ZiSEDAI MEDIA「あなたの夢はなんですか? 誰もが当たり前に夢を語れる場所を。そして時代を。」
Gaiax「3日間のオンラインインターンで僕らは、新しい人生の仲間を見つけた」

PROFILE

深川智行 1999年 淡路島出身 順天堂大学スポーツ健康科学部 / 夢を語れ千葉代表
浪人時代に成績が伸びず他人との比較で劣等感を感じ顔が動かなくなり入院したことがきっかけで”良い大学に行き・良い企業に就職する”ことだけが幸せではないと気づく。
ENJOY IT NOW:夢に向かって今を若者を増やす」をビジョンに2020年リモート授業が始まるタイミングで千葉から愛媛に移住しラーメン屋で修行を行う。2021年9月、銀行から創業融資1000万円を調達し千葉(津田沼)に夢を語れる二郎系ラーメン屋を開業した。
次の夢はFoodTech領域で日本を代表する企業を作ること!

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