MAKERS UNIVERSITY

STUDENT INTERVIEW
塾生インタビュー

MAKERSに入っての1番の変化は「自分を天才だと自覚する責任と義務」が芽生えたことです。

中村京香さん

横浜国立大学 経営学部 gbeep 4回生 / CLEA.株式会社 代表取締役

MAKERS UNIVERSITY 10期生

Q.
MAKERS UNIVERSITYに応募する前はどんな想いで、どのようなことに取り組んでいましたか?

今と同じく総合型選抜の学習塾を経営していました。大学1年生まではインターンを中心に経験を積みながら、友人(今は弊社の人事をやってくれています)と共同創業でBtoB向けのDEI研修事業を立ち上げていました。経営のいろはを全くわからず、1円も売り上げは立たないまま、離散してしまいましたが…。その後は、元々自分が師事していた先生の学習塾の事業再建に取り組んでいました。ブルーアカデミーができたのは、恩師が横領やなんやかんやで逃げ出してしまい、受験期の学生が宙ぶらりんになったことがきっかけです。とりあえず法人を作って、ほぼ無償のような形で受験サポートを完遂したところ、せっかくだったら来年もやりましょうよ、と生徒さんたちが声をかけてくれ、他の塾では「絶対に合格できない」と追い出された生徒さんが口コミを起点にうちに集まってきた。自然にお客様が増えていったことで、せっかくだったら独立して一人で腹を括ってみるか、と初めての1人経営をスタートさせました。

Q.
現在はどんな事業やプロジェクトに取り組んでますか?その事業やプロジェクトに挑む背景や想いも含めて教えて下さい。

総合型選抜の専門塾であるブルーアカデミーの事業拡大に邁進しています。大きな理念としては、一つ目に「消費者ファーストであること」。総合型選抜は一般入試の塾よりも、指導する内容が定量化しづらい業界で、現在はあまりビジネスノウハウや意志のない「悪徳業者」が入り込みやすい産業です。合格実績の改ざんや過大広告が罷り通り、人生を賭けて受験をしている高校生たちが、消費者として非常に弱い立場に立たされています。こうした現状や私自身の業界に対する憤りを原点として、ブルーアカデミーは、「広告・価格・講師品質・人権教育の4つの適正」を定め、上場未満の教育企業として、自主的にコンプライアンス・ガバナンスを徹底する姿勢を打ち出しています。もう一つ欠かせないのは、シンプルに「うちにくれた9割以上がMARCHに受かる」という点。事業者としてリスクを取らない”人間的成長”という言葉だけではなく、『合格』の二文字をしっかりとお客様に届けたいという私の思いです。

Q.
MAKERS UNIVERSITYにはどんな想いや期待感で応募しましたか?

正直な話、あまり期待値は高くはなかったんです。WEBとか綺麗だなーぐらいで。一応後から気づいたんですが8期のころからお誘いはもらっていたようです。斜に構えて、若い子がわちゃわちゃしてるなーという印象を抱いていたぐらいでした。自分が達観しているだなんて、そんな偉そうなことを思っているわけではないのですが、10代で離婚を経験して感情の起伏が少なくなっていたこともあって、応募当時は心が枯れていて、そこまでの高揚感は持っていませんでした。それなりに売上は自分が困らないぐらいには立っているけれど、人に誇れるほどの規模の法人でもない。どこを目指してこれから経営をしていこう、と思った際に、同世代の仲間がいたら何かしらの突破口になるかも、、と淡い期待はありました。

Q.
実際にMAKERSに参加してみて、自身にとってどんな変容や進化がありましたか?

一番の内面的な変化は「自分を天才だと自覚する責任と義務」が芽生えたこと。私より頭が良い人、素敵な人、世の中に五万といらっしゃいますが、自分は経営をやるために生まれてきたのだ、そのための脳の思考回路が焼き付いているのだ、と思えるようになりました。自分は成り行きで経営・起業という選択肢に乗っかった人間で、所謂“スタートアップ”的なものは、周囲の友人の肩越しには観ていたものの、熱量に当てられることはそこまでありませんでした。でもMAKERSには、「イーロンマスクになります!」みたいな、意外とリアリスティックで後ろ向きな性質を持つ私には見えも想像もできない世界が、頭の中に見えていて、それを恥ずかしげもなく自信を持って口に出すカッコいい人が沢山いて、彼らと過ごしていると「自分ももっと何かしら大きなことができるんじゃないか」「いやできるな」「なんかできそうな気がする」「てかその能力はあるな」「絶対に負けたくない」と触発されて、もっと動きたくなる、もっと数字を作って、大きな世界を想像して、その中にいる自分のお客様の幸せが実現できるような心行きを持つことができる。そういうポジティブなことを考えるようになったのは、紛れもなくMAKERSのおかげです。

Q.
奈緒子ゼミが自分自身や事業に与えた影響、メンターである奈緒子さんとのやりとりで印象に残っていること、また、月1ゼミでの学びや気づきを教えて下さい。

印象に残っているのは「手数」と「長く戦う」。私が「もっと2倍ぐらいの加速度を持って事業を進めたいんだけど、どうしたらいいですか」と奈緒子さんに聞くと「手数だね」と言われて。手数、ある程度やっているつもりだけれど、手数さえ積めば伸びるフェーズに事業が乗っているということでもあるけれど、答えが「手数」という質問をした自分が悔しいと同時に、我に返った感覚がありました。「長く戦う」はゼミ選択の前に奈緒子さんが講演でおっしゃっていた言葉です。燃え尽きても、事業が止まっても意味がない。業界の1番手にならなくても勝てる市場なら、長く戦うことを意識した経営をするべき、というコンテクストだと受け取っていますが、自分の事業や市場との親和性が高いと同時に、逃げてきた視点だったものです。後は、今年の奈緒子ゼミ、AI系もいなくてtoC系の市場がこれから拡大するかしないのかも未知数、みたいな事業態を選んでいるメンバーしかいないので、それも面白いですよね。

Q.
MAKERS UNIVERSITYに入学してから、一番印象に残っている出来事は何ですか?

内野さんに「ジャックナイフ」だと言われました笑。入塾前の面談で、私があまりにも気が強くきつめの感じだったそうで(記憶がありません)。内野さんに、「京香ちゃんがMAKERSよかった」と言ってくれたらそれが結構KPIかもしれない、と言って頂くぐらい、無駄に尖って、無駄に自分のバブルの外に人に冷たく、傍若無人で、勝ち気だった「ジャックナイフ」みたいな中村京香が、MAKERSの同期にこんなにも愛されて、友人が沢山でき、事業も前進しているのは、とてつもない問題児だった私に、トレードマーク的にユーモアのある二つ名をいただけたからではないでしょうか。

Q.
MAKERSに入ったからこそ得られたことや、MAKERSがあってよかったなと感じていることを教えてください。

最高の友人に出会えたことです。経営者は孤独でいい、群れているのはカッコ悪い、と思っていました。父も経営者なのですが、所謂「港区」的な立ち居振る舞いで取り巻きを連れている様を幼少期から観ていたので、忌避の感覚で過剰な逆張りをしたかったのかもしれません。毎月絶対遊ぶし、普段はそこまで話さない同期も何か事業で困ったら連絡をくれたり、お互いに事業でのお客様との喜びをシェアしたり。視座があっている、もしくは見上げさせて追いつこうと思わせてくれる人でないと、雑談しようが食事をしようが、別に楽しくないんですよ。私の友人の定義は「気軽に明日、中華食べようよとLINEして気を使わない人」なのですが、そういった素敵な友人が増えました。同期にライバルでもあるので、同期1突き抜けていこう、という健全な熱気も彼らからもらっています。

Q.
学生向けの起業支援プログラムやビジネススクールが沢山ある中で、MAKERS UNIVERSITYがそれらと違うのはどこだと感じますか?

他に参加したことが一度もないので、主観にはなりますが意味のある放任主義と、綺麗で透明な愛があるメンター陣ではないでしょうか。基本的に勝手に仲間同士で高め合えよ、というスタンスに必要なリソース(投資家や先輩とのコネクションや対話の機会)だけをぽーんと用意してくれるので、シンプルに縛りが少なくてやりやすいという機能的な側面もあります。私は人とは「出会い方の美しさ」がとても大事だと考えているので、その点でMAKERSは憧れの先輩や雲の上に感じられる起業家の名だたる先輩方との出会いの場として「最も美しい」感じがしています。飲み会でもないし、ビジネスマッチングでもないし、私塾で出会った、ってなんか透き通っていて、良いですよね。

Q.
あなたとってMAKERS UNIVERSITYを一言で表すと何ですか?

私にとっての「遅れてきた青春」です。大学にほぼ行かずにずっと仕事ばかりをしていた私が思い描いていた、キラキラした10代の悔恨。全部取り返して、なんならお釣りまできちゃいました。泣きながら、歯食いしばりながら、数字見て働いて、やるべきことを全力でやる。そういう日常を過ごしている仲間と、どうでもいいことを話してご飯を食べて、おっしゃこの後も仕事するぞ、と別々のオフィスに、別々の仲間とお客様が待つ場所に、帰っていく。そういう情景が、ただの一過性の盛り上がりや感情の起伏ではなく、当たり前の未来として、続いている。そういう、私がやりたかった、欲しかったものが沢山詰まっているコミュニティです。

Q.
あなたの人生や事業を通じて「こんな世の中・こんな未来を実現したい!」というビジョンを教えてください。

ブルーアカデミーを、何百年も形を変えても続いていく信頼のある学習塾ブランドとして社会に打ち出していくこと。何億という数字を超えて、学習塾業界の既存業者全員に目の敵にされるほどに事業成長を遂げ、しっかりと高校時代に「青春」を過ごした、心に温もりと正しい狡猾さを備えた若者を世に送り出していくことです。ブルーアカデミーのコンセプトは「奪い返せ、青春。」です。別に大人も社会も誰も助けてくれなかったとしても、紙とペンと知性、そして今の時代ならばWifiとPCがあればなんだってできる。自分の心に哲学と美学を持ってブルーアカデミーで高校時代を過ごし、知性と努力で青春を奪い返した学生たちが次世代を担い、循環させていく。そういう経済圏を、学習塾らしからぬスタイリッシュなブランドとして、消費者の方々に届けていきたいです。今後はブルーアカデミーの後の事業として、「文化資産の流動化」を直接的に実現できる市場や情熱に出会えるように、まずはブルーアカデミーを作り切ろうと思っています。


(*このインタビュー記事は、2025年9月時点のものです)

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Note
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メディア掲載歴

『わたしたちの世界を変える方法 アクティビズム入門』について
パナソニック_ソウゾウノート 自分を愛したら「思い込み」がほどけていった|#思い込みが変わったこと

PROFILE

横浜国立大学 経営学部 gbeep 4回生 / CLEA.株式会社 代表取締役
大阪市に生まれ、五人兄弟の長女。名門城星学園幼稚園/小学校から清風南海中学/高等学校に進学。高校時に国公立大学への受験のみを目指した勉強する同期に共感できず、自主退学の後にニュージーランドに単身留学。海外留学中から受験勉強と並行してインターンを始める。飛び級して帰国後、横浜国立大学経営学部に進学。現在はCLEA.株式会社の代表取締役を務める。高校3年生の頃、自身が合格した次の日から、総合型選抜の専門講師を始め、ブルーアカデミーを創業。広報活動のみを若手女性が担うことの多い学習塾業界で、カリキュラムの作成から指導品質の管理まで一貫して全てのブルーアカデミーのコンテンツを作り上げ、完全自己資金から起業。創業から3年間で合格実績の更新を続ける快進撃を見せる。幼稚園/小学校/中学/大学受験を網羅している受験のエキスパート。関西圏の入試事情や帰国生入試にも精通。

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