STUDENT INTERVIEW
塾生インタビュー
普通に生きていたら出会えないような先輩起業家が、一人の人間としてMAKERS生の挑戦に本気で伴走し、熱量と時間を注ぎ込んでくれる、その環境こそが、MAKERSの他にはない最大にして唯一無二の魅力だと確信しています。
廣居珠紀さん
武蔵野大学アントレプレナーシップ学部・学科 / 株式会社Jamp In
MAKERS UNIVERSITY 11期生

- Q.
- MAKERS UNIVERSITYに応募する前はどんな想いで、どのようなことに取り組んでいましたか?
大学1年時から2年終了時まで、毎日のビデオ日記を通じた英語学習サービス「Videory」の運営を行っていました。しかし、AI技術の発展に伴い英語学習市場の競争が激化し、サービスの維持・継続に限界を感じて撤退を決意しました。
その後、自身の立ち位置や本当に進みたい方向性を見つめ直すため休学を選択。半年間、ALT助手として教育現場に携わる中で、子どもたちが主体的に「英語って楽しい」と思える場所やきっかけを提供したいという新たな想いが芽生えました。
さらに復学直前、留学時代の友人を訪ねて3週間ほどヨーロッパを一人旅しました。その旅の中で現地の人々と深く繋がり、英語が話せることで自分の世界がいかに大きく広がるかを実体験として再認識しました。
事業撤退の悔しさと原体験に基づく想いを胸に、新たな挑戦の契機を求めてMAKERS UNIVERSITYに応募しました。
- Q.
- 現在はどんな事業やプロジェクトに取り組んでますか?その事業やプロジェクトに挑む背景や想いも含めて教えて下さい。
現在は、国内留学のホストファミリーとユーザーを繋ぐ、マッチングプラットフォームを運営しています。国内留学とは、国内に住む国際夫婦の家庭でホームステイをし、24時間英語の環境に身をおく教育プログラムです。私は、2021年高校生の時にアメリカへ短期留学をしました。元々は1年間の留学の予定でしたが、コロナがきて1年間の留学はキャンセルせざるを得なくなり、短期留学に変更。しかし、まだ2021年もコロナ禍だったのもあり、自分がコロナに感染し留学期間の半分以上を隔離され、自分が思うような留学を体験することはできませんでした。それでも、この留学体験は自分の価値観を大きく変える経験でした。日本で、みんなと同じことは「安心」「安全」そんな風潮に違和感があった私は、留学中に違うことは当たり前で、違ってこそ個性がある。人と違うことに善悪なんて無いと気がつく事ができました。
帰国後に友人から国内留学を勧められ、冬に一週間滞在し「国内でこんなに英語を使える環境ってあるんだ!」と衝撃を受けました。大学に入学し、円安が進む中で、国内外の留学を経験し、留学というものの意義を考えた時それは、「英語脳に切り替わる環境にいる事」「当たり前が違う環境に身を置くこおと」だと気がつきました。そこで、誰もが人生の舞台を世界へをビジョンに、国内留学のマッチングプラットフォームJAMP inを立ち上げました。

- Q.
- MAKERS UNIVERSITYにはどんな想いや期待感で応募しましたか?
私はMAKERSに、同世代の切磋琢磨できる起業家と出会うために入りました。
経緯としては、大学の先輩でもあり、現MAKERSの先輩である板元大輝(MAKERS8期生)さんより、一年生の頃から応募する事を勧められて、3年の冬に覚悟を決めて応募をしました。正直、一年生の頃から応募を勧められていましたが、どうしても覚悟が決まらず、ずっと先延ばしにして、きっとこのままMAKERS には入らないだろうと思っていました。なぜならVideoryを通して、事業にする事の難しさを知り、同時に自分には起業家という生き方は向いていないと思っていたからです。しかし、JAMP inを新たに始めて、自分にはもっと刺激のある環境が必要だと感じ、MAKERSの締め切りギリギリで応募しました。応募時は、自分の弱さを見抜かれて、きっと落ちるんだろうなと思っていました笑。しかし、書類通過をし、それを大輝さんに報告すると、あとは思いをぶつけるだけだ〜っと言ってくれて、面接時に内野さんに自分の心の内を初対面なのに沢山話して予定時間を大幅にオーバーして面接していただきました笑。
- Q.
- 実際にMAKERSに参加してみて、自身にとってどんな変容や進化がありましたか?
MAKERSに参加したことで、挫折を前向きな原動力へと捉え直し、事業の視座を大きく引き上げる進化がありました。
参加前は事業撤退の悔しさと焦りから視野が狭まっていましたが、圧倒的な熱量と志を持つ同期やメンターと対話を重ねる中で、自らの限界を自分で決めていたことに気付きました。単に「英語学習サービスを作る」という手段にとらわれるのではなく、「英語を通じて挑戦する人を増やし、人の世界を広げる」という本質的なミッションに立ち返ることができました。
失敗を恐れず理想から逆算して思考するマインドセットが定着したことで、教育現場での気づきやヨーロッパでの原体験を、より具体的かつ持続可能な事業构想へと昇華させる自信と実行力を得ることができました。
- Q.
- 荻原ゼミが自分自身や事業に与えた影響、メンターである荻原さんとのやりとりで印象に残っていること、また、月1ゼミでの学びや気づきを教えて下さい。
MAKERSでの最大の変容は、事業面だけでなく「人生そのもの」に向き合い、試行錯誤の過程を肯定しながら前進する強さを得られたことです。
期間中、就活や「自分の事業へのスタンスはこれでいいのか」という根本的な不安を抱えていましたが、メンターやMAKERSの仲間が真摯に向き合い、寄り添ってくれたことで大きな安心感を得られました。また、同期のおぐろちゃんが進捗に悩み涙した際、くにさんが「ちゃんと正しい時間の使い方をしている」と温かく包み込む場面にも深く救われました。
成果だけでなく、立ち止まり葛藤する姿さえも受容してくれる環境があったからこそ、完璧主義の焦りがほぐれました。不確実な挑戦や自分自身の弱さとも素直に向き合い、仲間とともに粘り強く歩み続けるしなやかなマインドセットへと進化できたと感じています。
- Q.
- MAKERS UNIVERSITYに入学してから、一番印象に残っている出来事は何ですか?
一番印象に残っているのは、同期のカレンとぶつかり合いながらも絆を深めた経験です。
普段の友人関係では、相手を気遣うあまり遠慮が生じ、時には厳しい指摘や強い意見を伝えることを避けてしまいがちでした。しかしMAKERSで出会ったカレンとは、一時期毎日のように電話でお互いのことを話す時間になっていました。その中では、互いに時に棘のある言葉や厳しい言葉を掛け合うこともありました。
しかし、その根底には「相手の挑戦を誰よりも応援したい」という強い愛とリスペクトがありました。お互いを第一に思うからこそ本音で真剣に向き合い、妥協のない言葉を交わし合えた経験は、私にとってMAKERSならではの特別な財産です。相手を本当に想うからこそ本音で高め合える「真の仲間」の存在と、その関係性を築けた瞬間に深く心が動かされました。
- Q.
- MAKERSに入ったからこそ得られたことや、MAKERSがあってよかったなと感じていることを教えてください。
一番の収穫は、自分を奮い立たせる最高の仲間を見つけ、周囲に依存していた自分の弱さを克服できたことです。
MAKERSに入る前に挑戦していたプロジェクトは、志の面で周囲との温度差を感じることも多く、どこか不完全燃焼のまま終わってしまう感覚がありました。当時は周囲の本気度や熱量に自身の姿勢が左右されてしまう弱さがあり、一人で覚悟を持ち続けることの難しさを感じていました。
しかしMAKERSには、自分の領域で圧倒的な覚悟を持ち、愚直に走り続ける同世代の仲間がいました。彼らの熱量に日常的に触れる中で、人に流されず自らの意志で覚悟を決める軸が確立されました。「この仲間がいるから自分も妥協できない」と思える本気の存在と出会えたこと、そして自分自身の本気度を一段引き上げられたことが、MAKERSがあって心から良かったと感じる点です。
- Q.
- 学生向けの起業支援プログラムやビジネススクールが沢山ある中で、MAKERS UNIVERSITYがそれらと違うのはどこだと感じますか?
MAKERS UNIVERSITYが他と違う点は、メンター陣の圧倒的な質の高さと、MAKERS生に対する規格外のコミット度合いです。
一般的な起業スクールでは、事業のフレームワーク指導や定期的な進捗確認にとどまるケースが少なくありません。しかしMAKERSでは、第一線で活躍するトップ経営者の方々が自らの知見や時間を惜しみなく注ぎ込んでくださいます。
特にメンターのくにさん(ゼミメンターの荻原国啓さん)は、単に事業のアドバイスを与えるだけでなく、就活や人生のスタンス、悩み立ち止まる姿にまで真摯に向き合い「正しい時間の使い方をしている」と人生ごと寄り添ってくれました。
普通に生きていたら出会えないような起業家が、一人の人間として学生の挑戦に本気で伴走し、熱量と時間を注ぎ込んでくれる環境こそが、他にはない最大にして唯一無二の魅力だと確信しています。
- Q.
- あなたとってMAKERS UNIVERSITYを一言で表すと何ですか?
私にとってMAKERS UNIVERSITYは、「人生をともに歩み、高め合える『一生モノの友達』を作る場所」です。
ここでの「友達」とは、単に表面的な付き合いを楽しむ存在ではありません。自分の弱さや葛藤も含めて真摯に人生の相談ができ、互いの挑戦に対して妥協なく本音でぶつかり合える特別な仲間です。
過去のプロジェクトでの挫折を経て覚悟が揺らいでいた私にとって、MAKERSで出会った仲間やメンターは、自分自身の足で立ち上がらせてくれる存在でした。一人で立ち向かうには怖気付いてしまうような高い目標であっても、彼らの存在が自分の意志と本気度を一段引き上げてくれました。
自分一人では作れなかった「挑戦の土俵」をともに築き、人生の原動力を与え合える真の友と巡り会えた場所こそが、私にとってのMAKERSです。
- Q.
- あなたの人生や事業を通じて「こんな世の中・こんな未来を実現したい!」というビジョンを教えてください。
私のビジョンは、自分の人生の舞台を世界へと思える世界の実現です。
かつての私は、学校と家庭という狭い世界の中で「普通」や「当たり前」を押し付けられ、生きづらさを感じていました。しかし、高校生の時の留学や大学での挑戦やヨーロッパ一人旅を通じ、世界には多様な価値観が存在することを知り、自分自身の世界と視野が一気に広がって心が救われました。
世の中には、まだ狭い世界の当たり前に苦しんでいる人が多くいます。私は事業や教育活動を通じて、新しい世界や選択肢に出会えるきっかけを作り出したいです。
誰もが周囲の決めた「当たり前」から解き放たれ、自分だけの価値観で自分の人生の舞台に胸を張って立てる社会を、仲間とともに創り上げていきます。
(*このインタビュー記事は、2026年9月時点のものです)
関連URL
・JAMP In HP
・JAMP In 公式インスタグラム
メディア掲載歴
・国内にいながら世界とつながる経済圏はつくれるか?
・【武蔵野大学】株式会社QQEnglishと包括連携協定を締結 〜アントレプレナーシップ教育と国際教育の融合で、学生の“世界への挑戦”を後押し〜
・AI起業家育成プログラム「WARP」廣居珠紀氏が優勝、第7期受講生募集開始

PROFILE
武蔵野大学のアントレプレナーシップ学部にて起業家精神を学びながら、株式会社Jamp Inを創業。自身の海外・留学体験を原点に、若者のグローバルな挑戦を後押しする事業を展開する。元々は、12年間クラシックバレエを習っており、15歳まではほぼ毎日レッスン漬けの日々を送っていた。しかし、半月板の怪我を機に、好きだけではバレエダンサーにはなれないという現実を知り、挫折。そこで、両親から海外留学を勧められてたことが現事業の原点になる。
