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MAKERS NEWS 2018.12.01
【全校生徒、革命児。4期生募集、12月5日水曜〆切り/MAKERS UNIVERSITY運営事務局責任者内野より、第4期開校にあたって、エントリー〆切前、最後のメッセージ】
気付けば20歳から続けたこの仕事、まもなく20年になります。
そう僕も、来年1月で40歳になります。
「不惑の年」というけれど、この20年間で初めて「惑い」が生じている感覚があります。
それこそ、この20年間一切ぶれることなく、惑うことなく走り続けてきました。
世間の常識、誰かが敷いたレール、親の期待、漠然とした不安。
そんなものを取っ払って、
自分が心から信じた道、正しいと思った道を突き進む、
そんな若い世代で溢れる世の中にするんだ。
10人いたら、10人の夢があり、10人の進路がある。
就職人気ランキングなんてクソ食らえだ。
未来は日本に就職人気ランキングなんて存在しないんだ。
だって、みんな卒業後は思い思いのオンリーワンの道を突き進むんだから。
満員電車は、みんなニヤニヤしてるんだ。
今日、どんな「いい仕事しようか」、「何を企もうか」と、
ほくそ笑んでるんだ。
みんな仕事が好きでたまらなくて、自分の仕事に誇りを持っているんだから。
そんな未来を絶対実現するんだ、と、20年突き進んできました。
まだまだ叶わない想いだと、
まだまだ理想に向けてやることがたくさんあるんだ、と、
それが自分の「原動力」でした。
ただ、その果てしないと思っていた夢が、
目の前でどんどん叶ってしまっています。
自分の中での強烈な憤りや、使命感が、
少しづつ小さくなっているのに気付いています。
3年前にMAKERS UNIVERSITYは産声をあげました。
「全校生徒、革命児。」を掲げ、この国から起業家精神溢れる
ハミ出しモノを生み出そうと、本当にたくさんの先輩経営者、
メンターの皆様の支えによって、毎年、60人の若き志士たちが、
しっかりと着実に育まれています。
彼らの挑戦する姿は、本当に清々しいです。
もちろん、誰の真似でもありません。オリジナルな人生です。
当然、不安や恐れ、葛藤はありまくりです。
1期生も2期生も3期生も、壁にぶち当たりまくりです。
でも、ここには最高の仲間がいる。
同じ時代に、そして同じ時期に、
同じように道なき道を歩もうと決めて、奮闘する仲間がいる。
挑戦は孤独だけど、ここにくれば弱みを見せられる「友達」がいる。
登る山は違うけど、みんなそれぞれの山頂目指して頑張ってるから、
自分も頑張れる。
そうやって支え合いながら、刺激し合いながら、
みんな「自分の人生」を確実に生きています。
そして、多くのMAKERS生達が「就職」ではなく「起業家」としての
道を選んでいます。起業をしたことがない僕からすれば、
彼らの選択や生き様はリスペクトしかありません。ほんとにかっこいい。
こういう生き方の選択をできる若い人を一人でも多く生み出したい、
心からそう思います。
でも、確実に世の中は、そういう方向に向かっていると感じています。
たくさんの想いを同じくする方々の尽力によって、
若い世代の価値観や働き方、生き方は確実に変わっているのを実感しています。
僕自身が二十歳の頃、思い描いていた世の中は、
必ず近い将来やってくる。
NPOはミッションを達成したら消滅するのが定めと言われています。
僕個人としてのミッションは、達成したらどうなるのでしょうか。
不惑の年、40歳を直前にした「惑い」の正体は、この感情です。
まもなく、MAKERS UNIVERSITYには4期生が仲間入りします。
今期もきっと、素敵な想いを抱いた若き志士がたくさん門を叩いてくれると思います。
確信していることがあります。
きっと大丈夫だと。絶対、大丈夫だと。
おそらく理想はあれど、不安もある、本当にこの道でいいのか、
うまくいくのか、食っていけるのか、
不安のなか、手探りで道を進めど、やっぱり壁ばかり。
光が差したと思ったら、また暗闇に逆戻り。
そんな生活が待ち受けてると思います。
でも、4期生の仲間はもちろん、これからは1期生、2期生、3期生という
少しだけ先に、真っ暗闇を試行錯誤しながら歩んだ仲間がいます。
MAKERSをはじめた当初は、最大の応援団はメンターでした。
20人のメンターが、みんなに前に進む勇気をくれた。
でも、今は180人もの大応援団がいます。
少し先に苦難を経験した応援団であり、
同じ時代に、理想に向かって戦う同志。
まだ1期生、2期生、3期生で正式に「メンター」になった先輩は
いないけど、全力で自分たちのことを支えてくれたメンターの姿を
見てるから、最速でMAKERSメンターを目指す人がいっぱいいる
素敵なコミュニティです。
4期生の〆切は1週間後の12月5日。
1期生、2期生、3期生みんなで、新しい仲間の誕生を心待ちにしています。
そして僕個人は、そんなみんなの挑戦に、ニヤニヤとほくそ笑みながら、
自分自身のミッションとも改めて向き合う1年にしたいと思っています。